気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)とは、以下。
- 日本神話に登場する神。大祓詞にも登場し、海原に強風を生み出し罪穢を吹き払う神とされる。伊吹戸主神とも記載される。祓戸四柱の1神。
- 本居宣長は、瀬織津姫と禍津日神を同神とする独特の解釈をし、そのため、気吹戸主神を神直日神・大直日神と同神と解釈した。
- 豊受大神の荒魂とする説がある。→多賀宮と同一神だと考えると「ヤハウェ」?
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神直日神(かむなおひのかみ)とは、以下。→瀬織津姫を封印?
- 神産みにおいて伊邪那岐命が黄泉から帰って来た際、黄泉の穢れから禍津日神が生まれた。その禍津日神がもたらす禍(災厄)を直すために、直毘神の一柱として生まれた神が神直日神とされる。また、その後、二柱目の神として大直日神が生まれ、最後に伊豆能売が生まれたとされる。
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気吹戸主神を祀る神社(三重県の志氐神社以外で)
☆布氣皇舘太神社(三重県亀山市布気町 1663)→亀八食堂近く
- 御祭神:天照大御神、豊受大神、伊吹戸主神
- 延喜式神名帳には、垂仁天皇一八年鈴鹿郡布気神社と見えている。
☆志那神社 (滋賀県草津市志那町727)
- 御祭神:志那津彦命、志那津姫命、伊吹戸主命
- 創祀年代不詳であるが、社記に当社は徃古延喜式式内意布伎神社であったが何故神号が改称されたか不詳。
☆佐久奈度神社(滋賀県大津市大石中町56)→藤原氏の乗っ取り?
- 御祭神:瀬織津姫命、速秋津姫命、氣吹戸主命、速佐須良姫命
- 社伝によると、朝廷が飛鳥より近江大津宮に移ったのを期に、天智天皇8年(669年)に天皇の勅願によって中臣金が祓戸の神3柱(現在は4柱)をこの地に祀ったのが始まりであるとされている。以来、平安京を守護する七瀬の祓い所の一つとして重んぜられる。
☆意布伎神社(京都府京丹後市久美浜町三分)
- 御祭神:氣吹戸主神
- 創祀年代は不詳。社伝によると垂仁天皇の御代、丹波道主命によって勧請された古社。
☆伊吹神社(京都府京丹後市久美浜町油池下寄)
- 御祭神:氣吹戸主神
☆今城青坂稲實池上神社(埼玉県児玉郡上里町大字忍保字稲実225)
- 御祭神:伊吹戸主命、 合祀:豊受姫命
- 創立年代は不詳。社伝によると和銅四年(711)勧請の古社で忍保庄の総社。
- 「今城」は「新来」とされ、渡来系氏族が当地に稲魂を祀った神社と考えられている。
☆祓戸神社(鹿児島県霧島市国分府中町4-17)
- 御祭神:伊邪那岐尊、伊邪那美尊、瀬織津姫神、気吹主神、速秋津姫神、速佐順良姫神
- 現在祓戸神社とよばれているが、明治以前は守公神宮守君神宮と称していた。
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<一応メモ>
伊吹山は古くから霊峰とされ、『古事記』『日本書紀』においてはヤマトタケル(日本武尊)が東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されている。
伊吹山の神は「伊吹大明神」とも呼ばれ、『古事記』では「牛のような大きな白猪」、『日本書紀』では「大蛇」とされていた。
志氐神社の境内には妻恋稲荷神社があるが(嘉永6年:1853年から)、御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)弟橘媛命。
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